撮影サイズとカットつなぎ

同じサイズが続くと単調になり飽きやすくなりますので、色々なサイズを組み合わせるようにして下さい。子供の動きに意識を集中しすぎると、カメラに映る子供のサイズが一定になりがちです。時には顔のアップを続けて撮ったり、ちょっと後ろに下がり、同じ遊びをしている子どもたち全体の様子を撮して下さい。
カットがうまく繋がっていないものは、見ている人が、ここはどこだろうかとか、何をしているのだろうか、と考え映像に集中できず、伝えたい事の障害となってしまいます。逆にスムーズに繋がっていると、伝えたい事がスムーズに伝わり、時には感動さえ呼び起こします。映像の作り手は、見る人にとって、見やすくわかりやすく、映像の中身に集中できるようにしなくてはなりません。
良い映画を見てカットつなぎなどまねしてみるのも、良い勉強になります。
<余談ですが...........、私たち作り手が、良い映画を始めて見るときは、大胆な表現があると「おー!」とびっくりし職業意識が戻りますが、他はストーリーに引き込まれています。
逆に、できが悪いと、このアングルここのつなぎはこうした方が良いなどと思い始め、ストーリーは二の次になってしまいます。>

1)一般的な順番

1.園庭全景(必要に応じてパン)
2.サッカーをしている子供たち(必要に応じてパン・ボールキーパーの後ろから撮るとFIXでも可能です。)
3.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
4.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
5.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
6.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
7.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
8.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
9.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
10.ひとりひとりの様子(FIXで3、4秒ずつ)
ここからサッカーのシーンと同様の繰り返し、11.砂場の子供たち(FIX)12.〜20.ひとりひとりの様子。

<ひとつひとつの遊びをまず説明し、その場の子供たちの動き、表情を撮影し、その中に保育者の姿も入れていきます。(注!1つのグループ・遊びは、一カ所ごとまとめて撮って下さい。サッカーの子を1カット撮ったあとに砂場の子を撮り、次は縄跳びをしている子を撮る事はやめてください、まとまりの無いわかりにくい映像になってしまいます。>
こう書くと難しいと思うかもしれません。写真を撮って順番に並べ、順番にパワーポイントで見せると思って下さい。どんなところでこんなことがあって、別の場所ではこんな風。そんな撮影順にして下さい。

2)状況設定ショット/エスタブリッシング・ショット(Establishing Shot)

上のカットの中で1. 2. 11. がこれから始まる場所や状況を説明しています。見ている人にわかりやすくするために必ず撮って下さい。

3)隣り合わせにしてはいけないカット(ショット)

1.滑り台の下から撮影します。子供が手前に滑り降りて手前に消えていきます。カメラを止めます。
2.次の子が登場したので、またカメラを動かします。こうすると、画面はガタッとし、滑り台の上に子供がいきなり現れます。これは、ジャンプショットといって特殊な表現以外使ってはいけないつなぎ方です。
<滑り降りて来た子をカメラが追ってから止める、次は、滑り台の上の子のアップから始めるという方法にすればジャンプしません>

横アングルの撮り方

被写体の顔を画面の中央に撮影する人がいます。これでは顔の向いている方向が詰まって見えます。 撮影するときは、目のある位置を真ん中にするか、顔の向いている方向を開けて撮るようにして下さい。
横アングル

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