映像の用語

ア行

アイリス/iris(レンズの絞り)
レンズを通って入ってくる光の量を調整して明るさの調整をします。

アイレベル/eye level(カメラアングル)
まとめて説明していますので「アングル/angle」をご覧ください。

あおり
まとめて説明していますので「アングル/angle」をご覧ください。

アフレコ(アフターレコーディング)
後で録音するという意味の和製英語です。
英語ではpost scoringまたはpost synchronizationといいます。

アングル/angle
被写体に対するカメラの角度の事です。
(あおり)…………被写体を低い位置から見上げるように撮影します。
(ローアングル)…低いところから撮ります。
(ハイアングル)…高いところから撮ります。
(ふかん)…………高い位置から見下ろす撮り方です。
(アイレベル)……目の高さで撮影します。

アンダー/under
撮影対象が暗いか、アイリス(絞り)が不適切な設定になっているため、 画面全体が暗くなっていることをいいます。〈オーバーの反対語〉

移動撮影/traveling shot〈ドリー(ドリーショット/dolly shot)〉
「カメラワーク」を見てください

イマジナリーライン/imaginary line(シーンのマッチング)
歩く場合は進行方向、向かい合っている二人の場合は二人に引く架空の線のことをいいます。 この線を超えて撮影すると、歩く人が右に進んだり、左に進んだりしているように見えます。 向かい合う二人の場合、線を越えて左を向いている人を逆から撮ると、右方向を向きますので、 分かりにくい映像になります。
イマジナリーライン
イマジナリーライン2

色温度(いろおんど・しきおんど)
太陽光や照明の色を数値にしたものをいいます。カメラの設定では、太陽光が5600°K(ケルビン) ハロゲンのビデオ照明が3200°K(ケルビン)になっています。電球はもっと低い値です。値が小さいほど赤く、大きいほど青い光となる。室内で5600°Kは青くなり、屋外で3200°Kは赤くなります。

インサート編集/insert editing
あらかじめ録画してある画像の中間に、別の映像を挿入することです。

インターレースとプログレッシブ
テレビには画素(走査線)が並んでいます。ひとつの画を一度に全画面見せるのがプログレッシブ、1回の画面表示を奇数段目と偶数段目の2回の走査に分けて行うのがインターレースです。インターレースは動きがスムーズですが、静止画にすると走査線ごとのずれがありきれいではありません。

ウインドスクリーン(風よけのカバー)
風がマイクに当たる音を減らすために、マイクの先を包むスポンジなどのカバーです。

絵コンテ/story board
どう撮影していくか、画面を絵で描きわかりやすくし、カメラ・芝居・台詞・音楽・効果音など、 映像制作プランが具体的に書かれたものをいいます。

エスタブリッシング・ショット/Establishing Shot
シーンの始めにロングショットで、舞台となる場所、登場人物及び位置関係、場の雰囲気などを最初にわかりやすく説明すること映像の事ををいいます。

エンディング/ending〈クロージング〉(反対語・オープニング)
作品の終わりのことをいいます。

オーバー/over
撮影対象が明るいか、アイリスが(絞り)が不適切な設定になっているため、画面全体が明るく、肌色の顔などが実際より白くなっている状態をいいます。〈アンダーの反対語〉

ディゾルブ/dissolve/DISS(オーバーラップ/over lap/OL)
前の画面がだんだん薄くなり、後の画面が重なりながらだんだんはっきり見えてくることです。オーバーラップの中間では、前後のカットが50%同士の映像がダブっている状態になります。

オープニング(反対語・クロージング・エンディング)
作品の始まりのことをいいます。

カ行

カット/cut(ショット/shot)
撮影ボタンを押してから止めるまでのことです。英語ではショットと呼び、カットとは呼ばないそうです。

カットアウト cut out(反対語・フェイドアウト)
映像や音を瞬時に見えなく(聞こえなく)することをいいます。

カットイン cut in(反対語・フェードイン)
カットアウトの逆の手法で瞬時に映像や音声をみせることをいいます。

上手(かみて) 〈反対語・下手(しもて)〉
観客席か舞台に向かって、あるいは、カメラ側から被写体に向かって右側を上手(かみて)と呼びます。

カメラポジション/camera position
撮影する位置のことをいいます。

カメラを動かすときの用語(動かさないのはフィクス/FIX)
・ ズームアップ(ズームイン)…
ズームレンズを使って被写体をだんだんアップにしていくことです。

・ ズームバック(ズームアップ)…
被写体をズームレンズを使ってだんだん全景にしていくことです。

・ トラックアップ(ドリーアップ)…
レールに乗せたカメラが、だんだん被写体に近づくことです。

・ トラックバック(ドリーバック)…
レールに乗せたカメラが、だんだん被写体から遠ざかることです。

・ パン…
カメラを左右どちらかに動かすことです。

・ パンアップ(ティルトアップ)…
カメラを上に動かすことです。

・ パンダウン(ティルトダウン)…
カメラを下に動かすことです。

・ ティルト・ティルティング…
カメラを上下に動かすことです。アップは上へ、ダウンば下へ。

カットバック/cut back
同時刻に平行しておきる出来事を交互につなぐこと。救急車で運ばれた子どもと、病院に向かう母親を交互に出し、状況を説明することなどです。

逆光〈反対語・順光〉
被写体の後ろのほうが、被写体より明るいことをいいます。被写体が太陽を背にしたり、外が明るい窓辺に立ち室内から撮すと、顔が暗く写るか真っ暗になります。

サ行

シャッタースピード
ひとつのフレームを撮るためにシャッターが開いている時間のことです。ふつうのビデオカメラは1/60秒です。動きの速いものをくっきり写せますが、シャッタースピードが速くなると、室内などでは暗くなります。 古いタイプの蛍光灯や水銀灯の周波数は1/50秒でちらつきが出ます。この場合は1/100秒に切り替えます。

シークエンス sequence
同じ意味を持つシーンの集まりのことです。カット(ショット)が集まりがひとつのシーンを作ります。 いくつかのシーンが集まると、シークエンスができます。

全指向性マイク〈反対語・単一指向性マイク〉
マイクの前後左右からの音を拾います。

順光〈反対語・逆行〉
被写体の前から光が当たること。カメラマンは太陽や照明を背にします。

下手(しもて)〈反対語・上手(かみて)〉
観客席から舞台に向かって、あるいはカメラ側から見て左側を下手(しもて)と呼びます。

ステレオマイク/stereo microphone
一本のマイクに2機のマイクがセットになったもので、それぞれが左右別々の方向に向いているマイクです。

スーパー(スーパーインポーズ)/super impose
もとの意味は、何かの上に置く、乗せるという意味で、画面の中に別の画面や文字(テロップ)を重ねることです。

ショットの種類
画面の中での被写体のサイズのことです。人に当てはめて説明します。

・ クローズアップ/close up …
目、顔の一部など被写体の特に注目すべき所を撮すことです。

・ アップショット/up shot…
顔など、注目する部分のみ撮すことです。

・ バストショット/bust shot…
胸から上を撮します。

・ ウエストショット/waist shot …
ウエストから上を撮します。

・ ニーショット/knee shot…
膝から上を撮します。

・ フルショット/full shot …
全身を撮します。

・ ロングショット/ling shot …
全体の状況がわかるような遠くの位置から撮します。

移動撮影/traveling shot〈ドリー(ドリーショット/dolly shot)〉
歩く人物をカメラも一緒に歩きながら撮影したり、被写体の後ろから前に移動しながら撮影することをいいます。ドリーとは、カメラを移動撮影するために台に車の付いたものですが、移動するショットのことを、ドリーショットとも呼びます。レールに乗せたカメラで撮影する場合、トラックショット/truck shotとも呼び、被写体にだんだん近づくことを、トラックアップ/tuck upといいます。

タ行

タイムコード/time code
ビデオテープの1フレーム(コマ)ごとに、○○時間○○分○○秒○○フレームと記録される数字です。 どこに何があるか調べるのに便利です。

単一指向性のマイク
一定方向だけの音を拾うマイクです。ガンマイクといわれる超指向性マイクもあります。。

地上波デジタル放送
主に4種類あり、北米で使われているアメリカ方式(ATSC)と、世界で一番使われているヨーロッパ方式(DVB-T)と、日本、南米など日本方式(ISDB-T・同じ周波数で携帯末端受信「ワンセグ」が可能)と、 中国方式(CDMBT-T)中国があります。

テロップ/telop
画面の中に挿入する字幕のことです。

テイク/take
同じ場面を何度か撮影する場合は、テイク1、テイク2、テイク3、と分けます。やり直しの場合は(リテイク/retake)といいます。

ドロップフレーム/Drop Frame
モノクロ放送時代にはテレビは毎秒30フレームでした。それがカラー放送になったとき、情報量の変化でずれがでたため、それに合わせて毎秒29.97フレームになりました。(放送ではドロップフレーム、コマーシャルなど短いものはノンドロップフレームを使っています。)

ナ行

ノンリニア編集
テープではなくパソコンなどでで編集することです。

ナレーション
映像を説明する語りのことです。

ハ行

被写界深度/depth oh field
ピンぼけしないで写る範囲のこと。ワイドの状態では被写界深度が深いのでぼけにくく、絞りを絞るほど被写界深度が深くなります。逆に、望遠にしたり絞りをあけると、被写界深度は浅くなり、しっかりと合わせないとピンぼけになりますが、人物をはっきり見せ背景をぼかしたりする事が出来ます。

ホワイトバランス/white balance
人間の目は自動的に変わりますが、カメラの場合は撮影する場所の光に合わせて自然な色合いを再現する機能がついています。白いものが白く写るように調整するので、ホワイトバランスといいます。 「色温度」を参考にしてください。

フィクス/FIX
カメラを固定して撮影することです。映像作りの基本です。

フェイド又はフェード〈FI・フェイドイン(fade in) FO/フェイドアウト(fade out)〉
場面転換などで使う手法のひとつで、映像がだんだん薄くなって消えていくのをフェイド・アウト、次第に濃くなって現れてくるのをフェイドインといいます。

バウンズ照明
被写体に直接照明をあてるのではなく、天井やレフ板にあて反射させること。被写体が柔らかい光になります。

ピン送り/rack focusing
同じ画面の中で、手前から奧などピントのあう場所を変えることです。

俯瞰撮影(ふかんさつえい)
アングルの場所を見てください。

フォーカス
ピントのことです。 通常はオート機能で十分ですが、暗いときや手前に網などがあるときはぼけてしまうので、手動にします。

フォーカスアウト
ピントの合った状態から少しずつピントをはずしてぼけた状態にすることです。

フォーカスイン
ピンぼけの状態から、だんだんはっきり見えてくるようにすることです。

フォロー
動く被写体を追いながら撮影することです。 園庭から園舎まで早くパンしたい場合は、走り込む子供をフォローするとうまくいきます。

フレームアウト
画面の中にいた被写体が、画面の外に出て行くことです。

フレームイン
画面の外にいた被写体が、画面の中へ入ってくることです。

偏光(PL)フィルター
ガラスや水面などに反射している光(像)を取り除く2枚合わせの特殊フィルターのこと

マ行〜ワ行

ラッシュ
編集する前の撮影素材のことです。

リテイク
撮影などの作業をやり直すことです。

リニア編集/linear editing
ビデオテープを用いて編集する事です。ノンリニア編集が一般化してきてこう言われるようになりました。

レフ板
光を反射させる板。(段ボールにアルミホイールを貼ると代用できます。)

ローアングル
「アングル/angle」を見てください。

ロケーション(ロケ)
スタジオではなく外に出て撮影することです。

ロケーションハンティング(ロケハン)
ロケのための下見をすることです。

ロングショット
「ショットの種類」を見てください。

ワイプ(wipe)
前のカットと後ろのカットを切り替えるときの効果のことです。車のワイパーのように動き、 前の画面が消えるとその下から次の画面が見えてきます。

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